受験が嫌で嫌で仕方がなくて、受験という現実から逃避するためにつくった作品。どれだけ嫌だったかと言うと、ストレスで頭皮をかきすぎて禿げそうになるほどであった。幸いなことに、まだ禿げてはいないがその兆候は見られる。
自称進学校において高校3年生の夏は神聖な期間であるとされる。一日勉強しないだけで偏差値が下がると脅され、学生は身を粉にして勉学に励むのだ(現役合格する人の割合はそう多くもないが...)。ラマダンの時期に夕食を貪るがごとく、友人に勉強無用論を説いては手伝ってもらった。
今となっては、コンセプトの一貫性も考えずに、やりたいことやっただけだなぁという印象で見てて恥ずかしくなるが、当時の自分はやってて楽しかったのでよしとしよう。いちおう、投票で一番人気になったが、他のクラスは受験で動画制作は二の次・三の次だったので、特段優れているわけではなかろう。
この動画に、受験に関する実益のある内容は一切ないことを断言しておこう。こうして空費されるべき青春は定石通りに空費され、無事に受験期を終えた私はさらに365日受験生活に身を捧げることになったのである。今となっては「受験は、つらかったなぁ...」
この動画をきっかけに、某天王寺高校の入学希望をする人が一人でもいたら幸いである。そもそも、この高校は第一志望ではなかったものの、今となっては悪くない選択だったように思える。結果よければ一部よし。
https://www.osaka-c.ed.jp/tennoji/zennichi/
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