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デザインといって皆さんは何を思い浮かべますか?
絵を描くこと?設計すること?
まぁ、そうなんですが。最近の風潮としては、なんでもデザインがつくようになってきていますよね。ビジネスデザイン、デザインエンジニアリング、デザイン思考、UI/UXデザインなどなど。
今や、行政をデザインしたり、法をデザインするといったように、デザインの領域はどんどん広がっています。もはや、デザインってなんなんでしょうね。デザインを専攻してると、何でもデザイン対象になりうることが分かるので、逆に何が何だか分からんくなってきます。
ということで、今回はリーガルデザイン、つまり法のデザインです。法といっても、法律だけでなく、あらゆるルールを対象にしています。ルールは変わらないものという固定観念から、改良していくものという逆転の発想。
例えば、ルール x 公園 だと、イギリス発祥の "Street Play Project" は、道路交通を一時的に規制して子ども遊び場にしてしまおうという発想です。
さらに、ルール x 建築 だと、池袋の "メゾン青樹ロイヤルアネックス" は、リノベしても次の入居者が気に入ればそのままでもOKというルールがあります。
今の認識では、ざっくり「ルールを変え、生活の質を向上させる」のがリーガルデザインなのかな、と思っています。
講演会の後の課題は、「福岡の魅力を倍増させるルール」を考えて発表すること。30分でね。
まず、福岡の魅力ってなんだって話ですが、郊外の個性的な飲食店や雑貨屋さんに着目。郊外がゆえにアクセスに難がある。大阪や東京の大都市と比べて公共交通機関が発達しておらず、レンタサイクルがあっても駐輪場所とお店が離れていたりする。また、そもそも、自転車で行っても店の前に堂々と止めづらい。
そこで、マイクロモビリティの店の前での路駐を一定数、行政が公認してあげることで、利用者が駐輪に困らず、気軽に足を運んでくれないだろうかという願望です。
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