私が通う大学のキャンパスは福岡市南区大橋に存在するが、地元民にすらほとんど知られていないため、本当に存在しているかどうか怪しいものである。しかし、ギリギリ福岡市に含めた感満載の伊都キャンパスよりも立地的には大変優れているため、知名度が低かろうがこっちのもんである。伊都キャンパスのマウントを取りつつ、その立地の良さを遺憾無く発揮し、大橋周辺のグルメ記録をつけようというのがこの企画の趣旨である。
まんぷく亭
「油と辛子味噌」を武器にした、にんにくの効いた焼肉とキャベツを合わせたオリジナルの鉄板焼肉が売りのお店。かの有名なびっくり亭の分家だと思われる(知らんけど)。
なんと自分が訪ねた2018年は、15周年記念で無料でご飯と味噌汁が付いてきた。しかし、2015年に10周年記念やっていた記事もあるので、常に閉店セールやってるもんだろうと容易く想像できる。まぁ、サービスしてくれるなら文句はない。
店内は昭和感漂うレトロな感じで、おじいさんが一人でオープンな厨房でテキパキと調理している。壁のメニュー表の「一人前」と「ビール」の赤い縁が濃いことから、最近値段改定したのだろう。なにはともあれ、辛子味噌をつけて食べる焼肉とキャベツの組み合わせは病的なまでにうまい。初めに辛子味噌のうま辛い風味が広がり、噛むほどに油の旨味が溢れ出してくる。そして、ご飯と頬張ってなお旨味が消えることはない。
福岡に来たなら、この類の鉄板焼きは是非ともご賞味いただきたい。B級グルメの到達点と言ったところだろう。ちなみに、ご飯と味噌汁は...なんの特徴もなくいたって普通である。
辛麺屋 輪 総本家
昼休み直前、空腹に耳を傾け「大橋 ランチ」とググり、Rettyやら食べログでまだ見ぬ店を探す。Rettyで見つけたのがこの辛麺屋である。総本家と言いつつ、店名が「辛麺屋 輪 総本家」なので、総本家であって総本家でないのがポイント。辛麺は宮崎発祥の由緒あるご当地グルメらしいが、自分は知らなかった。この店の本店も御多分に洩れず宮崎にあり、大橋店はそのフランチャイズ店。と言いつつも、運営会社は佐賀県にあり佐賀県に店舗はない。しかし、そんなことを考えずに食べるべきである。美味しければ、チェーン店だろうが近所のおばちゃんの家のご飯でも何でもいい。
辛麺というだけに、辛さが課金制で表記上は25倍まで辛さが選べるところが特徴。また、自分的には麺の種類が3種類(玉子麺、コンニャク麺、うどん)の中から選べるのがおもしろかった。ランチセットは750円で、小鉢が二つ付いてきて、ご飯か替え玉か選べる。ご飯を入れても美味しそうだが、ここは替え玉にして二つの麺を試すことにした。.....
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