HIKIKOMORI
「引きこもりってローマ字で書いたらカッコよくね?」と思っていた少年時代。そして、いつの間にか、そんなカッコいい存在になっていた青年時代。自分にも、引きこもりを嗜んでいた時期があったことを懐かしく思った。
引きこもりを謳歌している人は世の中にごまんといる。可能性という扉が無数に開かれているにもかかわらず、とめどなく深層心理から溢れ出す、引きこもり衝動を抑えられない多数のへっぽこ大学生の存在を、ここ九州大学芸術工学部においても確認している。もはや、アクティブラーナーの育成を標榜している九州大学への冒涜である。だが、モラトリアムの御加護を受けているので、そんな時期があっても良かろう。
さて、主題に戻ることにしよう。
チームで何かしらの物語を制作するという課題があったときに、御多分に漏れずメンバー数名が引きこもり願望の持ち主であった。そんな人と同じチームになったのも何かのご縁。我々は引きこもりについて思いを馳せることにした。
そして、「人類みな、引きこもりであればいいのに。」という発想に至った。極論である。しかし、社会と関わらずとも、各々が自分のやりたいことができるなら、幸せではないか。かのショートショートの名手星新一は「SF作家は、なにかを思いつくと、拡大鏡にかけたごとくそれを大げさに発展させる性癖がある」と語っていた。我々はSF作家ではないが気分はSF作家だ。SF作家ごっこなのだ。こんなことで単位をもらっていいのかという疑問はみながもっているだろうが、紳士・貴婦人たるもの口に出さない。出してみようものなら、この学部にいる意義を見失うのはおろか、自分の存在意義すら見失いかねない。
とにもかくにも、ここに「人類みな引きこもるべし」という、引きこもり至上主義国家の誕生である。
この物語は、引きこもり至上主義国家と引きこもり解放戦線との戦いの軌跡である。
キャラデザ
メンバーがやってくれました。自分は絵が苦手なので...
これ描いてくれた人が、JUMPで漫画投稿していて、おもしろいので見てみて下さい。
絵コンテ
メンバーがやってくれました。自分は絵が苦手なので...。
完全に黒人の指導者キャラは、マトリックスのモーフィアスのパクリですね。あと、大モンゴロイド帝国なんかは、ジョージオーウェルの1984の影響でしょうね。
最後のバトルシーンは、今思えば、完全にマトリックスの「NEO vs エージェントスミス」のパクリですね。もはや、デジャブ
ストーリーライン
ストーリーだけは自分で考えましたよ。さすがに。
ま、幸か不幸か、この課題の数年後に新型コロナが爆速で広がった結果、全人類ひきこもり状態みたいになりましたね。なむなむ
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